かわいそうなオカダカズチカ(2)
数年前、""ヤフー知恵袋""に面白い質問がきていました。
「質問すいません。新日本プロレスに来日してきた"ビリーガン"ですが、どうしてあんなに日本人選手が歯が立たないのですか?見たところ、レベルが
一つ、二つ違っているようです。何故でしょうか。詳しい人は、教えてください」
私は笑ってしまいました( ´∀`)
質問者は
プロレスに詳しいのか、疎いのか?
メチャクチャ鋭いくせに、理由がわからないから、教えてほしいと言う。(^○^)
何年か前の新日本のタッグリーグに、ヨシタツと組んでエントリーしてきたビリーガン。
大きくて強いがウリでしたが、いかんせん高齢(同時53才)、しかも強いと言ってもストロングスタイルとは正反対のWWEのショーマンスタイルのレスラー。
ファンもレスラーも
「新日本スタイルに、付いて来れるのかしら?」
と、心配していたと思います。
しかし、やってみてビックリ!!
誰一人歯が立たない!
ヒョイっとつままれてポーンと投げられる。
軽くハンマーパンチをするだけで崩れ落ちる日本人選手!
「こりゃ、レベルが違う!」
と当時、私も思ったものでした。
このような選手にこそ、オカダカズチカを当てるべきでしょう!
ビリーガン選手は年齢が離れ過ぎているからダメというなら、若くてドデカい外国人レスラーを連れてこい!
新日本の外国人レスラー、皆こぢんまりし過ぎでしょ?
モクスリーだか、モスクリーだか知らないけど、ようやっとWWE上がりを連れてきたと思ったら、デカいくせにチョコマカ動いて小細工ばかり。
「新日本に憧れていた」
とか
「棚橋を尊敬している」
とか、スケールが小さい!!
せっかく元々居てくれてたスケールの大きいマイケル・エルガンや、デイビーボーイ・スミスJr.なんかには、何かとインネン付けてチャンスを与えず、出ていかれる始末。
小さい日本人レスラーを基準に興行を打っているので、たまに来る大きいビリーガンとかが、強過ぎて浮いてしまうんですよね。
昔の馬場全日本は、(全日本としては)スケールの大きくない、天龍、長州等がバチバチやって人気を取り、レベルの違うジャンボ鶴田は最初から日本人抗争の中に入れず世界の大物にチャレンジさせたり、ブロディのような怪物とライバル抗争させたり、上手くやっていました。
鶴田としては、あまり人気が出ず、得しているのか損しているのか分からない立場でしたが、鶴田自身も怪物化して、後の天龍革命や、超世代との抗争で大きな存在になりました。
新日本プロレスのオカダカズチカの活かしかたのヒントになるのではないでしょうか?