新日本G1決勝戦。失敗だと思う。
「なんか、面白くなかったねぇ」
飯伏幸太が二連覇をキメた今年G1決勝戦。
試合を見終えた息子がポツリとつぶやきました。
確かに私も面白く感じなかった。
試合はなんか間延びしていたし、サナダ選手と飯伏選手が特別、遺恨因縁があるわけではない。
そもそもウチの息子は、シリーズ後半の対戦カードやブロック最終戦の試合順で、決勝戦のカードを予想して的中。
「想像を裏切らない会社の思惑通りの下らないG1!」と、バッサリでした。
しかし放送席では、アナウンサーや解説のライガーたちが、
「スゲェ試合!」
「新時代の名勝負!」
「来年の参加者は、こんな試合やられたら越えるのが大変だ!」と、大騒ぎしている。
・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
我が家が""おかしい""のか?
私達が""間違っている""のか?
(-_-;)サナダ選手が、良くないと思う。( ´△`)
サナダファンには、悪いとおもいますが利益も産む事の無い、ただの趣味のブログだからこそ、思った事は素直に書きたい。
サナダ選手、しっかり間をとった重厚な試合、クラシカルな格調の高いレスリングを目指して頑張っていますが、いかんせんツブが小さい。
飯伏選手もそうだけど、180センチスレスレで百キロあるかないかの昔で言えばジュニアヘビー級のレスラーだ。
ジャイアント馬場やアントニオ猪木が大物外国人レスラーを迎え撃った王道、覇道のプロレススタイルには程遠く感じる。
これならば、私の大嫌いだったファイトスタイルのケニーオメガの方が身体の小ささをカバーするアイディア、動きの良さを前面にだし、面白い試合をしていたと思う。
ケニーvs飯伏、ケニーvs棚橋、ケニーvs石井
当時は、危険技を多用する試合内容に不満もありましたが、ハラハラする凄い試合だということは認められます。
「頭から落とすだけがプロレスじゃねぇ!」
と言ったサナダ選手。
ならば、頭から落とさないで面白く、ハラハラする試合をやるべきだと思います。
オーソドックスな試合で観客を納得させるには、たぐいまれな個性とオーラがければ無理だと思います。
サナダ選手には、まだそれが身に付いていない、ということだと思います。