喫茶店のマスターのプロレス昔ばなし。

50歳を越えた「マニア」まではいかないプロレスファン(特に馬場全日本)の気楽な昔ばなし。話し相手募集中です。

事故が起こった!三冠戦!!

昨日10月24日、楽しみにしていた宮原健斗vsジェイク・リーの三冠タイトル戦で、良くないことが起こりました。



試合中盤、場外の宮原にジェイクがエプロンを走っての顔面(ロー?)キック!!



吹っ飛ばされた宮原は、うつ伏せになってピクリとも動きません。


レフェリーの京平ちゃんが意識を確認しようとしても、

セコンドの青柳が「大将!」と声を掛けても宮原、全く反応なし!




場外カウント10,どころか1分、2分、3分と宮原選手は、うつ伏せのまま、本当ならとうにリングアウト負けの放送事故です

(地上波録画放送なら、間違いなくカットのシーン)


やっとのことで起き上がった宮原ですが、倒れていた場外マットは、嘔吐したのか、汗が吹き出たのか、びしょ濡れになっていました。





そのあと持ち直し、何とか試合を成立させた宮原選手はアッパレでしたが、頭部のダメージは本当に心配です。



危険な打撃を仕掛けたジェイク選手、最近でも、別の試合で宮原選手と石川選手の意識をキックで飛ばす事件を起こしています。




川田選手や、飯伏選手、佐山サトルなど、ジュニア上がりの小型なレスラーが、格闘技系のキックを使うのは体格のハンデを克服するための手段として認めやすいですが、

前田日明や高山選手のような二メートル近いレスラーのキック攻撃は、本当に慎重に使って欲しいところです。



ジェイク選手も190センチを超える身長、最近は体重も増えてきている。


そんな選手がエプロンの上から、丁度良い位置にある相手の顔面を蹴ったらどうなるか?




試合を不成立にさせかねない攻撃を行う選手に、エースの資格はないぞ、と、言いたい。



格闘技道場にまで通ってキックを磨いているジェイク選手。


貴方がトップを狙っている"王道マット"の創始者ジャイアント馬場は、「弱く見える」と言って格闘技系のキックを嫌っていました。



しかし

反面、体の大きいレスラーのことは大好きでした。


現在、全日本プロレスの若い選手の中で最高の体のサイズと、その体を計り知れないパワーとスピードで操れる能力を持っているジェイク・リー選手。


危険な打撃など使わなくても対戦相手を圧倒するレスラーになれるか、どうかで今後の全日本プロレスマットの風景は、随分変わって来ると思います!



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