タジリ選手!「馬場全日本の幻想」守ってくれた!ありがとう!
全日本プロレスのタジリ選手VS 菊地毅選手のタイトルマッチ、防衛後のタジリ選手のコメントが、ふるっていました。
「菊地選手、正直、最初は舐めていたが、威圧感が凄かった!」
「そんじょそこらのインディー上がりとはちがう、昔のジャイアント馬場さんの全日本の本当に地に足のついた、根っこの太いプロレスをやってきた人は、凄い!」
「昔の全日本、そのくらい凄い団体だと思ってますから」
寝室でこの記事を読んだ
「馬場全日本プロレスファン」の私は、枕をたたいて喜びました。
う、うれしい!昔の全日本プロレスの凄さが語り継がれている!
そしてすぐに二月に高知にやってくる全日本プロレスのチケットを家族分おさえました。
正直、あまり知らないレスラーばかりの現在の全日本プロレス、観に行こうかどうか迷っていましたが、
「こんなうれしいことを言ってくれるタジリ選手の試合を応援しに行こう」
という気になったのです。
さらに頭の良いタジリ選手は、
「菊地さんは、上手い!ロコモーション式ブレンバスターも、下手な人に掛けられると体をどっちに持っていかれるか分からないが、この人はキチンとコントロールしていましたし、力も強かった」とも言いました。
こういう技術論を織り混ぜることで、コメントの"リップサービス感"が無くなるのです。
やい、ケニー・オメガ!お前もたまにはコレ位のこと言うてみぃ!!
棚橋に負けたくせに
「棚橋、強いとは思わん」とか、
「いままで俺が頑張ってきたことが、主人公の敵になるためだけだった」とか、
プロレス大賞の授賞式に出てきては、
「来年はココには立たないだろう」・・・・・・・って〃退職の決まった自分好きなパートのおばちゃん〃並みのメメしさ!!
タジリ選手とエライ違いだ!
とにかく、「おいおい、とうに五十を過ぎた菊地選手がこれだけ強いのなら、若いときはどうだったんだ?さらにその上の四天王、馬場、鶴田は化け物か?昔の全日本プロレス、ヤベエなっ!」
という感じの"幻想"をプロレスファンに抱かせるタジリ選手の発言、誰一人損をしない、プロレス愛がひしひし伝わるアッパレなコメントでした!