喫茶店のマスターのプロレス昔ばなし。

50歳を越えた「マニア」まではいかないプロレスファン(特に馬場全日本)の気楽な昔ばなし。話し相手募集中です。

食べ残された新日本プロレス 12.3 高知大会

    「面白くなかったねぇ」

12 .3 高知大会の帰り道、息子がポツリとつぶやきました。


私達は高知に新日本プロレスのテレビ放送が復活してからこっち、四回開催された興行全てを観戦してきましたが、今回の大会が間違いなく観客の熱が一番低かったと思います。

観客動員数は一番多かったにもかかわらずです。これは何を意味するか?





私は30席程の小さなカフェレストを経営して15年になりますが、お客さんが沢山ついてくれるまで大変苦労をしました。

そして、徐々にお客さんが増えて来た頃、一番気にしていた事は


"お客さんの食べ残し"


でした。いくらお客さんが増えてきても、いろいろと食べ残され、料金分の満足感を与えられていないとすれば、

そのツケは必ず回って来ます。


帰って来た食器、弁当箱は必ずすぐに奥さんにチェックしてもらい


「誰か、何か残してた?」というのが私の口癖でした。




今回の大会、とにかく"食べ残された料理の多い"イメージの興行でした。

面白かったのはスミス、アーチャーVS ジュース、フィンレーとエルガン、コブVS ザック、タイチ位で、

特に残念だった試合はSANADA . イービル組の公式戦と、タマ.トンガ、タンガ.ロア組の公式戦でした。


何てことない白星稼ぎの消化試合。前年度覇者と現タッグチャンピオンのファイトがこんなにつまらなくて良いのか?



そして最悪なのが、メインイベント!なんと、試合中にも関わらず会場を出るお客さんが何人かいたのです!


そして棚橋組負けでジェイ.ホワイトの英語のマイクでシメのバットエンド!


後ろのおっちゃんが


「何言うとるか、わからん!」


と言いながら席を立ちます。

それにつられるように他の人たちも出口に向かって一斉に動き始めます。




「嘘だろ!まだリング上はドラマの真っ最中なのに!」と思いましたが皆はそそくさと家路につきます。


余韻も何もあったもんじゃない!!去年の内藤哲也のマイクは大盛り上がりで、誰一人帰ろうとはせず、帰りは東西の階段が人の波でごったがえし身動きが取れなかったというのに、今年は東の階段しか解放してなかったのにスイスイ退場出来ました。


「最悪だっ!!」


メインディッシュ(イベント)がどっさり食べ残されている!!



平日興行なので、チケット購入をためらうファンを減らすために、夜七時の試合開始にしたのも原因の一つか?!

いや、全てが悪すぎた!来ない選手が多すぎた!試合内容が良くなかった!一昨年は棚橋のエアギター、去年は内藤の「デ、ハ、ポン!」そして今年は知らん外人の英語のマイク! 


ちなみに新日本のサイトには、

「最後はジェイ.ホワイトの挑発的なマイクに観客は大ブーイング!」と書いてありました




   嘘つくな!!!


帰りの車の中で、

「棚橋、オカダ組って、今まで全敗なんよね・・・・・・・・・」と息子が言いました。


なるほど!!何かこの先の大きな会場の大会で、ドラマがあるのかっ!!

そのストーリーのための「捨て石地方興行」と言うことですか!


それなら、英語のマイクもしょうがないか!






   はぁ~~~😞💨

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