「私はプロレスは台本など無い、ガチだと思ってます」

あるブロガーさんの言葉です。

「なので、試合の裏を読んだ様なコメントをいただいても、反応に困るのです」

とも、おっしゃっています。

凄いと思いました。私にはできない。

思えば昭和の昔、プロレスファンはみんなプロレスの為に戦っていました。

「プロレスは八百長だろう？」

と言ってくる人たちに

「そんな事あるか！」

「プロレスは真剣勝負だ！」

「お前に何がわかる？！」

と、口から唾を飛ばして反論、論破して"プロレスを守っていた"のです。

しかし、５０才を越えて久しぶりに見始めた現在のプロレスは、戦って守る値打ちのあるモノでは無くなってしまっていました。

と言うか、そんな事してたら「大丈夫？」と、笑われる風潮になっていたのです。

G1クライマックスも、会社の方針、興業の都合を裏読みすれば、各公式戦の勝敗もほとんど読める、という状況です。

そういう中で行われた石井vs鷹木の公式戦。

私が今年のG1で一番見たかった試合。

家族で唸りました！

「凄い試合だ！」

「真剣勝負だ！」

「何でここまで出来るんだ？！」

こんな試合をやられたら、昔みたいにプロレスを守りたくなるじゃないか！！

いや、この試合だけでなく、石井智宏と鷹木信悟がらみの試合はほとんどがそうだ！

「今の新日本プロレスには闘いがない！」

と、嘆いている新日本OBの新間さんや佐山さんにも観ていただきたい！

この二人のプロレスを！

内藤vsジェフ・コブ

後藤vsモクスリーを差し置いて、結局、優勝に絡まなくなった石井vs鷹木をメインイベントに持ってきた新日本プロレス！

さすがでした！！

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