宮原健斗と内藤哲也
平成最後の三冠戦、激戦の末、元同門の野村直矢を下した宮原健斗はマイクをつかみ、
「オレのチーム(ネクストリーム)は、みんなが抜けて行ってオレの人望の無さが露呈してしまった‼️」
「そもそもオレのような奴は後輩から慕われない‼️(涙)」
と、自虐ネタを炸裂させ
一人残ってセコンドについていた
青柳優馬に向かって
「もうちょっといっしょにいてね〜〜?」
とお願いしていました。
優しい笑顔でうなづく青柳。
後楽園ホールは青柳コールの大合唱!
なんか・・・・いいなぁ‼️
会社の思惑関係なく、勝手にユニットを立ち上げたり、ストーリーに関係なく嫌になったら勝手に抜けたり、みんなの前で
「辞めないでね?」
と、後輩にお願いしたり!!
全日本プロレスの自由な社風がにじみ出ています。
そこへいくと、新日本プロレスのロス・インゴはどうだ?
「オレたちは、馴れ合いのチームではない‼️」
「各自上を目指して、自由にやる!」
「向上心を無くし、停滞する奴は辞めてもらう!」
と、言っていますが、その実、みんなが停滞しているように見えます。
特にイービルなどは、\悪の帝王/のようなキャラクターなのに、タッグチャンピオンの順番待ちの、ユニット二番手のイメージ。
そのパートナーのサナダは、更にパッとしない。
そしてこの二人に対等感を出そうと、気を使ってすり減っている内藤。
ドーンと内藤が
新日本のエースにかけ登り、イービルが造反して首を狙う、というのが理想だろうが、新日本という大所帯のストーリー上、そうもいかない。
自由度合いの高い全日本とは、えらいちがいだ。
一枚岩で、団体1の人気を
誇るユニットを率いる内藤哲也。
全くファンに浸透してないユニットを立ち上げるも、自分中心の行動で空中分解寸前の宮原健斗。
案外、健全なのは宮原の方で、内藤はそんな宮原を羨ましく思っているのかもしれません。