喫茶店のマスターのプロレス昔ばなし。

50歳を越えた「マニア」まではいかないプロレスファン(特に馬場全日本)の気楽な昔ばなし。話し相手募集中です。

棚橋vs内藤!わかっている者同士の名勝負!

「良い試合やったねえ・・・・」



G1クライマックス公式戦


棚橋vs内藤が

終わったあと、ウチの息子がポツリとつぶやきました。



「棚橋、勝ちそうやったけどフィニッシュ技の差が出たねぇ」(-_-;)




戦前、私達親子は


「テキサス・クローバーで決めることができたら棚橋、勝利。ハイフライ・フローに頼ったら敗北」


との予想を立てていましたが、その通りになってしまいました。


決めるまで間が空きすぎるハイフライ(エプロン最上段からのフライングボディプレス)

よりは、

内藤選手のバレンティア(変形ノーザン)から、デスティーノ(変形リバースDDT)に、素早くつなぐ戦法の方が数段有利だったということです。




私の大好きだった"虎ハンター"小林邦昭選手がインタビューで語っておりました。


「レスラー生活長くやって、ああ、俺もキャリアを積んで進歩して、まあまあのレスラーになったなあ。青かった若い頃が恥ずかしいよ」

と思いながら、昔の若し頃の試合をビデオで見て、ビックリしたという。



「昔は、あんな動きもしていた!こんな動きも出来ていた!」


つまり、自分では進歩してきたつもりだったが、実は退化していた、衰えていたのだということに気がつかなかったのだと。



これはプロレスラーだけではなく、我々一般人にも当てはまること。


自分は若いつもり、昔と変わってないつもりでも私生活での運転や力仕事、記憶力などの能力の衰えは年と共に容赦なくやって来るということです。






棚橋選手は、御自分の昔の試合を見ることはないのだろうか?


明らかにエプロン最上段に登るスピードはダウンしているし、登った後も足元がおぼつかない。

相手をプレスする威力も、昔のようなゴムまりが弾むような勢いもなく、自爆も多くなったような気がします。



「棚橋も、もう第一線は無理かなあ」



息子が寂しそうにつぶやきます。



しかし、負けたにしてもこの試合、"これぞ新日本プロレス"と、叫びたくなるような名勝負でした。




棚橋選手、このまま白星配給係りになってフェードアウトしていくには、もったいなさすぎる!



コンディションを整えながら昔のアントニオ猪木みたいに大会場のみのスポット参戦というわけにはいかないだろうか?




美味しい所だけ持っていく事になるかもしれないが、棚橋選手程の功労者なら許されてもいいんじゃないか?


そうすりゃあ大の棚橋ファンのウチの長男も大喜びなんですが。




ああ。しかしあの内藤哲也が黙ってはいないかっ!!


「他のみんなは、過密スケジュールでも頑張っているのに、半分欠場してるような大ベテランが美味しいメインを持っていく」


てな感じで( ´∀`)


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