(続)「品のあるプロレス」を考える!
(前回からの続きです)
なぜ
「三沢、秋山vs ハヤブサ、新崎人生」
は、品のある名勝負になったのか?
それは各選手の力量によるところも大きいですが、やはりこの試合が
「全日本プロレス」
の会場で行われたことが、重要になってくると思います。
ごちゃごちゃした(変なプロレス)を許さない品格のあるリング、
(変なプロレス)を許さない観客の目。
そして(変なプロレス)を仕掛けさせない三沢と秋山のプライド、実力!
ハヤブサと人生も
「俺たちの参戦の話題性で、観客動員数がアップしただろ?」
というような考えは持たず
ただひたすら謙虚に
「この団体のやり方で皆に認められよう、勉強しよう!」
という姿勢で三沢たちに向かっていきます。
「この団体は俺が引っ張って、使えない奴らも養ってやっている!」
「俺のグッズも良く売れてるだろ!だから俺が正しいんだ!」
と、謙虚さのカケラも無い発言をするケニーオメガとは、大違いです!
今の新日本プロレスの会場は
オメガの(変なプロレス)をファンもフロントも、他のレスラーたちも許してしまっています。
そして今、ここに(変なプロレス)を
「許さない!」
と、立ち上がった一人の男がいます。
棚橋弘至!!
新日本プロレスのリングに「品格」を取り戻せ!!!