喫茶店のマスターのプロレス昔ばなし。

50歳を越えた「マニア」まではいかないプロレスファン(特に馬場全日本)の気楽な昔ばなし。話し相手募集中です。

プロレスの滅亡(2)

前回はプロレスについて、絶望的な記事を書きました。


「こんな時こそ、ファンならプロレスを前向きに応援するべきではないのか?!」と、呆れた読者もいらっしゃると思います。



しかし、ダメなものはダメ、ムリなものはムリ、である。


そもそもプロレスとは、サーカスや旅の一座、村祭りにテレビが付いて発展したような大衆娯楽。

ドーム二連戦や、世界戦略などを狙う""マネーゲーム"" の材料ではない。



そう考えると馬場全日本は凄かった。


プロレスの適正利潤をわきまえて、四天王ブームの時代も単独ドーム進出などしなかったし、海外へ出向いても、ゲストとして興行を盛り上げ、その土地のプロモーターやファンを喜ばせる。興行戦争など仕掛けない、もちつ、もたれつ、である。



とにかく、プロレスは経済とともに崩壊し、いちから出直しだ。



くしくも先日、世界最大のプロレス団体、WWEがレスラー、レフェリー、コーチ、スタッフなど100名以上の解雇を発表しました。


これは、ただ事ではない!


まあ米国、いや全世界でもしばらく興行は打てそうにないのだから、やむ無しか。




そのWWEに追い付け追い越せで、米国進出に巨額の投資をしていた新日本プロレス。


親会社のブシロードはプロレスを


「利益を産み出すコンテンツ」


の1つとしか見ていないフシがあった。



プロレスは

""カードゲーム""や

""スマホゲームアプリ""ではない!

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