必殺技を考える!(3)
(前回からの続きです)
さて、棚橋選手にオススメの決め技は
ズバリ、\打撃技/です。
何故ならば打撃技は大概ワン・モーションでズバッと決まりますし、団体のエースならば、どの様なタイプの敵とも戦わなくてはいけません。
中には自分の倍もあるような巨大な外敵と戦わなくてはならない場合もあるでしょう。
そんな相手を"一旦持ち上げてから"とか、
あまつさえ"肩車をしてから"なんていう技が決まる訳はありません!
例えばアントニオ猪木は、アンドレ・ザ・ジャイアント、スタン・ハンセン、ハルク・ホーガンと、外敵が大型化してきたときに、バックドロップやアントニオ・ドライバー、卍固めというわけにもいかず
""延髄斬り""を開発し、後々まで重宝して使います。
歴代日本人エースの必殺技を見てみても、
力道山=カラテチョップ
ジャイアント馬場=十六文キック
アントニオ猪木=延髄斬り
三沢光晴=エルボー
武藤敬司=シャイニング・ウィザード
小橋健太=豪腕ラリアット
など、皆、相手のサイズを問わずきっちり決められる\打撃技/を装備しています。
今の新日本プロレスのメインイベンター達の必殺技みたいに
""コマンド入力"" に手間取る技はありません。
"エース棚橋"ならば、バッドラック・ファレや、それよりも大型の外敵と戦わなくてはならないかもしれません。
それでなくても最近は、ロープの反動で勢いを付けた"スリングブレイド"でさえスムーズに回転できてない
(下半身をカバーしようと、上半身をビルドアップしたからか?)
のに、勢いを付けてない変形型が上手く回れるとは思えません。
棚橋選手に打撃技?と、ピンと来ない人もいるでしょうが、
あの、対戦相手のアゴを砕いた事もある
"アッパー気味の張り手"
は、知る人ぞ知る破壊力!あの上半身のパワーを使わない手はないでしょう。
ズバリ、""バック・ブロー""(裏拳)
をオススメしたい!!
これならば、対格差のある相手にもズバッと決められるし、
ローリング式、カウンター式、串刺し式、連発式と、バリエーションも豊富だし
打つ方の手に白いブラックジャック
(革手袋)を装着して、アピールすれば、ファンにも定着するだろうし、
2000円位でグッズとして売店で売れば、ヒット商品になるかも?
但し、 付け焼き刃 は、いただけないので、K-1軽量級王者の盟友、村浜に
「大阪臨海アッパー」を伝授してもらった、スペル・デルフィンのように、総合格闘家でありながらKー1戦士からバック・ブローでダウンを取ったこともある
""須藤元気""選手あたりから伝授してもらうと良いでしょう。