喫茶店のマスターのプロレス昔ばなし。

50歳を越えた「マニア」まではいかないプロレスファン(特に馬場全日本)の気楽な昔ばなし。話し相手募集中です。

レスラーは消耗品?(2)

(前回からの続き)

そもそも、レスラーが怪我をしたとき

記事やコラム等で

「しっかり怪我を治してから・・・」とか


「焦らずに完治してからの復帰を・・・」


などという意見が出ますが、人間の体は消耗していくものなので、なんでもかんでも元通りに治るとは、限りません。


マンガや映画の主人公ならば

大怪我をしても包帯を巻いてベットで寝ていれば、すぐに治って次の回には出てくるし、いくら顔面を殴られても歯は折れません。


しかし現実には大怪我をすれば、ヒドイ後遺症が出る場合があるし、顔を殴り続けられれば大切な永久歯を失ってしまいます。

ある格闘家が言っていました


「怪我に完治は無い」

のだと。


何か、長い欠場の後

レスラーが復帰してくるとファンは安心して


 「ああー良かった」

 「これから取り返そうぜ!」


と、(これにて一件落着)みたいになるけれどレスラー本人は後遺症で頭痛がヒドイ、体が上手く動かず前の様なファイトが出来ない

などと、一生悩んでいくのかもしれません。


高橋ヒロム選手は、最近のプロレスラーの中では一番と言って良い位 

"プロレス愛" 

を感じさせる選手でした。

センスも抜群、

しかもまだ二十代の若者です。


神よ!

もしもプロレスの神様がいるのなら

どうか、どうか、彼の体を元通りにしてあげてください!


そして事故、怪我、欠場当たり前の現在のプロレス団体が

1日も早く考えを改めてくれますように。

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