喫茶店のマスターのプロレス昔ばなし。

50歳を越えた「マニア」まではいかないプロレスファン(特に馬場全日本)の気楽な昔ばなし。話し相手募集中です。

百万円でカフェ始めました。

今年の2月、私の奥さんが税務署で、係の人に


「ええ!?夫婦二人で喫茶店経営15年目?スゴいねー!今の時代、10年以上続けられる飲食店は1割にも、満たないのにねー!」


と、誉められ(?)たと言います。


えっ?!今の飲食店経営、そんなに厳しいの!?と、調べてみると



オープンして、一周年を迎えられる飲食店は約6割、二周年では約5割、10年続くお店はヤハリ1割位だと言います。


何故、そうなるのでしょう?



最大の原因は"初期投資"の掛けすぎでしょう。これをやってしまうと、働いても働いても月々の支払いにお金が飛んでいってしまいます。

 私は「居抜き」の店舗を見つけて借りました。こうすれば、冷蔵庫やガスレンジ、食器、イス、テーブル等の設備は最初から揃っています。



あとは、人件費の問題ですが、これはもう家族の協力を得られるかどうかにかかってきます。


夫婦や親子、兄弟で力を合わせてやってくれるパートナーがいるのか?ということです。


実際私は初期投資は百万円以下だったし、15年間夫婦二人だけで店を回し、ただの1人も従業員を雇ったことはありません。



それで、ちゃんと長男と次男を育て上げることができたので、やり方は間違ってなかったということだと思います。



ネット上では、経済評論家や、飲食店経営ブロガーの方たちが、難しいグラフや難しい経済用語を使って経営指南をしていますが

  結局は


  (初期投資を抑える)


  (家族の協力を得る)


  (大儲けを狙わずに、コツコツ楽しんでやる)


この3つが出来るかどうかだと思います。



細かい計算は後回し、そもそも地方の小さい個人の喫茶店、計算どおりになんかいきません。逆にこの3つが出来ない、


(店の内装、食器などにはお金をケチらず、自分の趣味に)


(家族の手は借りず、ちゃんと従業員を雇って店を回し、上手く行けば自分は指示だけ出して現場には入りたくない)


(大儲けしたい!)


等と考えている人は99 パーセント失敗するでしょう。


とにかく、やる人の考え方によってかんたんにも、難しくもなってくるのが



  "カフェ経営"



と言えると思います。

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