棚橋弘至とジャイアント馬場(2)
その頃(38 ~40 歳)のジャイアント馬場選手はと言うと、全日本プロレスのエースと呼ばれていましたが、腰痛や糖尿病の噂等が出てきて、明らかに全盛期よりも動きが悪くなっていました。
(ここら辺からプロレスを見始めた小学生の私にとっては、それが普通でしたが)
興行も若い鶴田やテリーファンク、ブッチャー、マスカラスなどの外人レスラーが引っ張っていっている感じです。
PWF 王座の連続防衛記録も、思いもよらないレスラーに負けてストップしてしまいました。(ブッチャーより格下のキラー.トーア.カマタ)
しかし、立場的には「エースであってエースでない」馬場選手に哀愁を感じ
た私は、(もう一花!)(もう一丁!) と、必死になって応援しました。
私の息子も、たぶん同じ様な気持ちで棚橋選手を応援しているのだと思います。 そうでなければ、(私と同じく)全盛期のファイトを見たことのないレスラーの事を、ここまで熱く応援するはずがありません。
しばらくして、オカダカズチカVS 棚橋弘至のIWGP 戦が発表されたとき
「これで棚橋が負けたら、新日本のファンクラブ、本当にやめる!!」
と、息子は息巻いていましたが、
棚橋が負けてしまい、オカダに連続防衛記録を追い抜かれてしまった現在も、
新日本プロレスネット配信中継を、ちゃんとみています。
これからも引退するまで、棚橋選手の事を応援していくのでしょう。